肺がんの最も大きな要因はたばこです。世の中の流れは禁煙傾向にあります。
たとえ肺がんにかかってしまっても、治療法はちゃんとあります。
私自身はがんにかかったことはありませんが、がんで死亡した親戚はいます。肺がんになる要因として最大のものは、やはり喫煙することのようです。
がんとは今のところ無縁の生活を送っている私の、がんについてのイメージとしては、もしもがんにかかってしまったら抗がん剤を服用し、体毛が抜け落ちたりしてやがては死に至る、という恐ろしいイメージしか持っていませんでした。治療法があるというだけでもまずは一安心ですね。完治を望みたいところですが・・・
さて、肝心の治療法としては、手術をするということである外科療法、抗がん剤を使うという化学療法が代表的です。たばこをやめる、ということも最大の治療法です。
がんにかかってしまってから病院で喫煙するなどということをする人は、めったにいないでしょう。病院内でも、現在では禁煙が当たり前の世界になっています。
私自身も、たばこは1年前に止めました。
肺がんの治療方法は、肺がんの型(非小細胞肺がんまたは小細胞肺がん)、がんの大きさ、位置、範囲、患者さんの一般健康状態によって決まります。多くの異なった治療法を組み合わせることで、肺がんを制御し、症状を軽減して生活の質を高めます。
治療方法には手術で肺がんを切除する外科療法、抗がん剤を使用する化学療法、放射線照射を行う放射線療法があります。
非小細胞肺がんに対しては、外科療法が選ばれます。外科療法の対象とならなければ化学療法や放射線療法があります。
小細胞肺がんに対しては、化学療法と放射線療法が主体です。初期の症例に手術を行うこともあります。
光線力学療法は胚の根元にある初期の肺がんが対象となります。
このように、肺がんの治療法といえばいろいろあるのですが、生活の質・QOL(クオリティ・オブ・ライフの略)を高めるということも考えなくてはいけません。
がんにかかってから治療法はいろいろあると言っても、生活の質はいったいどのようなものなのでしょうか。誰だって、やりたいことはたくさんあると思います。寝たきりで管だらけの体にならないためにも、まずは煙草をやめるべきかもしれませんね。
肺がんの治療の原則は、部位が小さい場合は手術か放射能、部位が広がってる場合は化学療法です。
まずは、現在の日本の医療において、おおまかな治療方針について述べていきたいと思います。
まずは、IIIA期以下の小細胞以外の肺がんについてです。IIIA期とは、大きさと無関係に隣接臓器に直接浸潤する腫瘍がないこと、気管分岐部浸潤がないこと、かつ腫瘍が進展していないこと、また遠隔(鎖骨窩リンパ節、脳や肝臓転移)がないことが条件です。いわば、初期症状ということです。
あまりにも各臓器に転移が多かったりすると、手術をするということでかえって患者さんの寿命を縮めてしまうという結果になるということになるので、手術はないというのが普通の病院です。あまりにも転移していれば、治療の主体は化学療法にもっていくことになります。
化学療法とは、放射線療法をからめて薬で治療するということです。
いずれにしても、がんにかかった患者がたいへんな思いをして闘病している、ということは言うまでもありません。よく言われることなんですが、まずは煙草をやめないといけませんね。将来的に悲惨な気がします。少しでも長生きして、楽しみを見出したいものです。